福島原発事故から見えた日本

インターネットが普及し、我々は様々な情報を昔より身近に受け止めやすくなりました。生まれる前に起きたこと、今現在おきていること、将来についての予測なども、簡単に情報を得ることができます。インターネットが普及しなかった頃は、せいぜい身のまわりのことと、テレビ・ラジオからの情報ぐらいしかありませんでした。私は今回の地震がきっかけとなり、インターネットでいろいろ調べるようになりました。特に福島原発の事故には大変興味を抱き、どのような経緯で日本は原発を推進してきたのかまで調べるにいたりました。

 

どのようにして原発を導入することになったのかといいますと、1945年の広島・長崎の原爆投下に始まり、1954年米国の水爆実験で被ばくした第五福竜丸事件の影響によって、当時の国民は原子力に反発し反米意識が高まりつつありました。
反米に危機感を感じた米国は、平和利用としての原子力を提案し、原子力のイメージを悪いものから良いものへと日本のメディアを通じて促そうと考えました。経済が急激に成長していた日本は、エネルギー資源に乏しく、安定した電力の供給に不安を抱えていました。米国や日本の政府要人に幅広く交友関係にあった柴田秀利・米国のスパイであったメディア界の第一人者と呼ばれる正力松太郎の働きにより、原子力は明るい未来に映るように報道操作されました。
(1963年国産アニメ第1作の鉄腕アトムなどは当時の影響をうけてることを伺ます。)

 

かくして、米国・日本の与党政府・日本のメディア界それぞれの思惑が重なり原発は推進されることになったのです。
(原発導入のシナリオ・正力松太郎・柴田秀利などで検索して調べてみて下さい。)

 

自分が国を動かすことのできる権力者であったとして、もともと原子力に反対していた国民を、原子力賛成に促すにはどうするかと考えていけば、現在が少しは見えるかもしれません。経済の主要地域を定め、安定して経済成長を促そうとしてきたのが今の日本だと言えると思います。福島原発の事故とインターネットがなければ全く気付かず過ごしていたと感じますが、気付いてしまいました。
国を動かすこともできない自分は個人で何ができるのだろうとも考えましたが、答えはでなかったので今後の日本はどうあって欲しいのかを考えました。

 

   政府は国民と国益を優先し、日本全土を潤いのある地域にすること。

 

現在の日本は地域ごとの格差が激しすぎます。東京・名古屋・大阪などはもう十分に経済の発展は進んでいますし、娯楽施設などに多大な電力を供給しつづける前にやるべきことはもっとあるでしょう。
原発をこれ以上増やす必要もありません。原発は電力を作る資源コストは安いですがその他のコストがかかりすぎです。建設・維持・廃炉などのコストもありますが、事故が起きた場合を考えると、国民だけではなく日本自体にかかる負担が大きすぎます。残念ながら原発は、地震の多い土地にはコストがかかりすぎで不向きなのです。現状は他国に不信まであたえてしまい、輸出産業だけに留まらず風評被害など多大な影響を及ぼしています。

 

現在の日本の技術をもってすれば、電力は火力発電で十分まかなえます。石油・石炭にかわる代替え燃料も国主体で発展させれば十分実用化できますし、太陽光発電や地熱発電も2・30年のスパンで進めていけば国の資源エネルギーになりえます。二酸化炭素を問題視される方がいますが、世界レベルの洗脳ですので調べてみて下さい。  
電力の周波数も統一すべきです。東と西で周波数が違うのは、利権目的以外の何者でもありません。電気は国営で管理したほうが経済は安定します。送配電部門を民間企業に委託し自由競争させれば、送電コストの効率化などで国の発展につながるのはあきらかです。現在の送電方法は効率を無視しすぎています。
なによりも、地方を活性化させる努力を国主体でやるべきです。原発に関わる雇用や交付金に依存させる地域などは、少なくともなくしたほうがいいでしょう。国は現在の主要都市に向けてきた熱意を、地方にも向けるべきです。第二・第三の東京を作る努力を政府は怠けすぎてます。国が責任を持つ雇用場所をもっと増やしましょう。国民が安心して働くことのできる社会は、国民と国益を第一に考える政府が作るべきなのです。民間企業では利権が強く絡むのでそのような社会作りはできません。

 

現在の国民の心境は原発導入前に近い状況と思われます。違うところはインターネットが普及していて情報の収集ができる(正しいかどうかの判断は自分でするしかありませんが)のと、国が復興にまかなえる資金を用意できる所にあります。(復興国債などで検索してみて下さい。)

 

現在の国民の武器はインターネットです。情報を共有し存分に活用して政府に問題を投じ、マスコミによる正しい報道を訴えましょう。

国民どうしが争っても、何も解決しません。